幸せな会社を作りたい。

顧客も従業員も株主も幸せにしたい。
そんな会社を作りたい。
でも、どうやったらそんな会社ができるのか。
ずっと悩んでいる。
顧客の幸せと従業員の幸せ、そして株主の幸せには、ジレンマが存在しそうで悩む。
 
ビジネスでは、良いものを提供して、顧客に喜ばれて、会社が繁栄するのが理想。
しかし、往々にしてビジネスは良いものを提供したほうが勝つのではない。
勝負は、シェアをいかに多く取れるかで決まる。
yahooBBのように、粗悪品でもシェアを高めることはいくらでもできる。
しかし、それで顧客は幸せなのだろうか?
シェアが増えると、利益率が高くなり会社は強くなる。
株主は喜ぶ。
労働環境が良くなって、従業員も幸せかもしれない。
 
逆に、シェアが拮抗していると過当な競争に陥る。
価格競争が激しくなる。
安くて良い物が買えるので、顧客は喜ぶ。
しかし、会社としては人件費を抑えないと立ち行かなくなってしまう。
その結果、殺伐とした労働環境になる。
労働時間は長く、給与は安くなる。
結果、従業員は不幸に。。。
 
仮にある市場で、顧客も従業員も株主も幸せにできるビジネスが作れたとしても、
それをどう守るかが問題になる。
儲からないビジネスなら大丈夫だが、
大きな利益の上がるビジネスには、資本力のある大企業が参入する。
参入障壁をどう作るかは問題。
技術も容易にマネされる。
それに、既得権益が壊されてるようだと、他業界から徹底的に邪魔をされる。
どうやって、つぶされないようにするか。
起業する際には、あらかじめそのイメージを持っていたい。
 
ライブドアは小悪をやって、大悪につぶされた格好(に見える)。
俺は小悪もやりたくないし、堀江さんのように、ハメられたくもない。
戦わずして勝つ事を考えなくてはならない。
今のところアイデアは、こんな感じ。
・ニッチトップを狙う。
・特許でなくノウハウで守る。
・もしくは、徹底的に特許を強化。
・地域偏在性に立脚したビジネス。
・国の方針にうまく乗る。
・主流派に組み入る。
・儲かっても儲けているように見せない。
・非上場
 
俺だけの幸せを求めるなら、こんな事考えなくても良いのかもしれないが、
多くの人を幸せにしようとするのは、なかなか難しいな。
 
 
幸せな会社を作りたい。 その2
 
 
P.S.
こんな話題に興味のある人は、こちらをぜひ読んでみてください。
絶対うなりますよ。うむむ。
かなり納得感高いです、これは。