そんな回りくどい事を!

ある保険会社A社は、産学連携のマッチング事業を立ち上げている。産学連携の支援は、三菱商事リクルートなどが手を出しているが、保険会社とは、初めて聞いた。
保険と産学連携。。。。。全然、関係ないじゃん!
 
A社は、大学と企業のマッチングするのだが、そこから利益は取らない。しかも、自社には、マッチングのノウハウが無いので、帝国データバンクに間に入ってもらっているとの事。なんじゃそりゃ。
 
A社の狙いは、マッチングした企業に、保険加入をセールスする事。
単純に、企業に営業に行っても、断られる事が多いので、まずは関係作りから始めているのだろう。企業と仲良くなりたいがために、企業が欲しがる商品を扱う。その商品が、産学連携というわけだ。
なるほど、そんな回りくどい事をするのね。ちょっと感動した。
パチンコ屋のビジネスモデルを聞いた時と同じぐらいの驚き。
 
彼らは、本質的には、産学連携には興味がない。
彼らにとっては、企業が欲しがる物なら、なんでもいいのだ。
優秀な人材の採用、つまり学生のネットワークもそうだぞ。
みんな、気づいた?意外なところに、スポンサーはいるって事だ。