デザートは翌日にとっておく作戦

大学の研究でも会社の仕事でも、仕事の中身には、楽しいものと楽しくないものとある。
そんな毎日を、モチベーション高く過ごす方法を思いついた。
題して「デザートは翌日にとっておく作戦」。
 
例えば俺の場合、論文を大量に読まなければならないが、論文にもいろいろあって、面白そうな論文と、つまんなそうな論文とある。面白そうな論文を見つけると、「これで、俺の悩んでいる問題が解決されるかも!」なんて興奮して、すぐに読んでしまうのだが、ここが「デザートは翌日にとっておく作戦」の使いどころ!この作戦では、この論文はその場で読まずに、あえて翌日に取っておくのだ。そうすると、家に帰っても、早く翌日にならないかなぁ、読みてぇなぁ、などと気持ちが残っていて。翌日は、早朝からモチベーション高く迎えられるという仕掛け。面白い仕事を先にやっちゃうと、後の仕事は全部、消化試合になってしまうから、これはいいかもしれない。
 
最近、俺が毎日昼休みに立ち読みしている本がある。
日経ビズテック・シリーズ「MOTを極める」http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/main/148222223140.htmlである。
そこに、「仕事には、ルーチン形式の仕事と、プロジェクト形式の仕事がある。後者は、参加者のモチベーションが高く、非常に達成感が強いのが特徴。これからは、プロジェクト形式のやり方が様々な業界に拡がるだろう。」という趣旨の事が書いてあった。大学の研究も複数人で取り組む事が多くなっているから、こういうプロジェクトマネジメントの手法を取り入れていく事は重要だろう。また、先の本には、「個人の仕事も、一人プロジェクトとして捉え、プロジェクトマネジメントの手法を応用していくと、モチベーション高く、質が高い仕事ができる」というような事が書いてあった。自分の仕事のやり方というのも、見直していかなければいけないな。まずは「デザートは翌日にとっておく作戦」が有効に働くかどうか、PDCAである。
 
プロジェクトマネジメントの手法を学びたいと、急速に思っている今日この頃。