いくつになっても、蛍光マーカー


こないだ衝撃をうけたことがある。
自分はぜんぜん甘いなぁと思いしらされた。


出張中、電車の中での出来事。
乗り込んだ電車の中で、ふと隣を見ると、50代前半ぐらいのおじさんが座っていた。


おじさんは、何かのノートをパラパラと見ていた。
そのノートを覗き見ると、文字がビッシリ!!
ところどころ、蛍光マーカーで単語が塗りつぶしてあって、赤色の下敷きで文字が隠せるようになっている。
ノートの端には、タグシールが張ってあって、希望のページをすぐに開けるようになっている。
まるで受験生の講義ノートだ。
このおじさんは、自分の業務に必要な知識を、自作ノートで頭に叩き込んでいるのだ。
移動中の空いた時間をみつけては、このノートを見直しているのだろう。


こんな歳になっても、こんなに努力している人がいるのだ。
衝撃を受けた。
この努力は、1年も経つと、大きな差が出てくる。
高校の時を思い返してみると分かる。
受験勉強前の自分の実力と、受験直後の自分の実力・・・雲泥の差だ。
逆に、これだけ努力すれば、どこにいっても、それなりの勝負はできるようになるだろう。


自分の読んでいるメルマガにこんな名言が載っていた。


●一日に少なくとも一つは自分の力にあまる事を成し遂げようとしない限り、
どんな人間でも大した成功は期待できない。
【エルバート・ハバード/教育家】
http://www.isk.ne.jp/cafe/1_words.html


その通りですね。
自分は、まだまだ甘いなぁ。
あのおじさんを見習わなければ。