肯定と否定の非対称性に気がついた


例えば、あるアイデアを思いついた時、
それを「できる」と肯定するよりも「無理だ」と否定するほうが簡単である。
しかも、得てして否定意見のほうがもっともらしく聞こえるものだ。


食品添加物の問題なんかでも
「この程度は大丈夫」というよりも
「問題だ」と言って騒いだほうが、簡単で強力だ。


「肯定と否定」には、非対称性が存在するのかもしれない。
恐らくその原因は、人間というものが、未知には不安を、既知には安心を覚えるためではないだろうか。