2007-02-20 肯定と否定の非対称性に気がついた 例えば、あるアイデアを思いついた時、 それを「できる」と肯定するよりも「無理だ」と否定するほうが簡単である。 しかも、得てして否定意見のほうがもっともらしく聞こえるものだ。 食品添加物の問題なんかでも 「この程度は大丈夫」というよりも 「問題だ」と言って騒いだほうが、簡単で強力だ。 「肯定と否定」には、非対称性が存在するのかもしれない。 恐らくその原因は、人間というものが、未知には不安を、既知には安心を覚えるためではないだろうか。