人生って分からんもんですよ!勝ち組とか負け組とか

今日、「ボーダフォンソフトバンク+AQUOS」という広告を見て、ふと思い出した事があります。話は俺の中学時代にまでさかのぼります。

俺が中学生だった時、同じ学習塾に通う友達と良く遊んでいました。2人とも勉強はよくできるほうで、県内で一番の進学校を目指して勉強していたのです。

試験がさしせまってくると、その高校の難易度と自分の成績を見較べますよね。俺はほんとギリギリでした。直前に熱が出た事もあり親には志望校を下げなさいと言われました。しかし、納得のいかない俺は、自分のワガママを通して受ける事にしました。

一方、そのころ友達も、受けるか下げるかで悩んでいたようです。その友達は、俺より少し成績も良く、受かる可能性は十分ありました。しかし、安全性を重視して志望校のレベルを1つ下げる事にしたようです。


さあ、試験本番。
ドキドキしながら受けました。



結果発表。

俺は、みごと合格!というか、なんとか合格!!
そして友達は、なんと不合格・・・


そう、友達は安全な道を選択したのに、さらに不合格になってしまったのです。
その後、彼は滑り止めの私立高校に進学しました。はじめの目標からは2つも3つも下がってしまったのです。



さて、この話はまだ終わりません。


その後、彼は3流私立大学に進学。俺は、「あぁ、あのちょっとした選択が2人の命運を分けてしまったなあ」と思いました。それから4年して、俺は国立大の大学院に進学。彼はあるIT企業に就職したのです。それを聞いたとき俺は「ふ〜ん、あんまりパッとしない会社だなあ」と思いました。


その会社の名前は「ソフトバンク」。当時はまだ、パソコンの本だとか、ちょっとしたソフトを売ってるだけの、小さくあまり有名でない企業だったのです。それが今や、「ボーダフォンソフトバンク+AQUOS」ですからね。

その後、彼とは音信が途絶えてしまいましたが、今ごろどうしてるでしょうか。世界を相手に派手な仕事をしてるかもしれませんね。


勝ち組とか負け組なんて、ほんと分からんもんですよ。人生は何度でも敗者復活戦がありますからね。あきらめたら、そこが終着駅ですわ。

日々、チャレンジして面白おかしく生きていたいものです。