「持たない生活」ってどうでしょうか?

 
今朝は、「且座」というお店に朝食を取りに行きました。和風の庭園があり、とても落ち着いた雰囲気の良いお店です。モーニングセットが500円。かなりリーズナブルだと思います。朝食を食べながら、「持たない経営」というのがあるけど、「持たない生活」ってもっと考えてみてもいいのでは、とふと思いました。
 
うちの両親なんか見てると、「持つ生活」に捕らわれすぎてコスト高になり、結局生活の質を落としているような気がするのです。そういえば、先日、自分の引越作業をしてみて、最低限必要な物って驚くほど少ないという事に気がつきました。自分の持ち物を分類してみると以下のような4つになります。
(1)最低限必要な物
(2)どちらかというとあったほうが良い物
(3)思い出の品
(4)無駄な物
俺の場合、持ち物全体を100とすると(1)最低限必要な物 は5%ぐらいしかありませんでした。考えて見れば、「長期海外旅行に持って行く物≒最低限必要な物」なのです。トランク1つか2つあれば十分なんですよ。そこに(3)思い出の品 を足した分量が、「持たない生活」の理想の分量だと思います。
 
そんなわけで、最近は持ち物を減らすコツをいろいろ考えています。
 
・本や雑誌はなるべく買わない。図書館か立ち読みで済ます。
・CDは買わない。HDDにダウンロードして保管。
・テレビは買わない。基本的にネットで済ます。スポーツが見たい時はスポーツバーに行く。
・室内装飾やインテリアはほどほどにしておく。その代わり、お気に入りのカフェやレストランで心の洗濯。
・ゴミになりそうな物は家に持ち込まない。レシートはその場で捨てる。街頭チラシは受け取らない。
ホームシアターいらない。映画館に行く。
・広い庭、いらない。雰囲気の良い公園や庭園を探す。
・大きな風呂、いらない。お気に入りの温泉や銭湯に行く。
 
ようは固定費の流動費化。こうすれば、設備費、維持費は掛からないし、生活スペースも広く確保できます。維持管理にかかっていた時間も節約できます。インテリアなんかは、自分の部屋に用意するよりも外の空間に行ったほうが高品質の雰囲気が楽しめます。将来ごみになってしまうような物も発生しないし、一石何鳥もあるように思うのですが、どうでしょうか。