命の重さ

 
先週末、妹が他界しました。
 
あまりの事に、家族一同、風呂一杯分ぐらい泣きました。
あんだけ流しても、涙って枯れないもんなんですね。
「身近な人を大切に」
そんな事をしたり顔で語っていた俺がバカみたいです。
もっともっと、いろいろな事がしてあげられたのに後悔が絶えません。
 
だけど、俺は生きないと。
今、俺に何かあったら、両親は立ち直れなくなってしまいます。
これからは、事故や事件に巻き込まれないように、気をつけないと。
自分の命の重さが、2・3倍は増した気がします。
 
どんなに生きたって人間は100年しか生きられません。
地球の歴史に比べればほんの一瞬。
そのはかなさは、水面にできた泡のようなもんです。
妹と俺の寿命だって、誤差範囲。
 
でも、だったらトコトン生きてやろうじゃんか。
何があったってこの世を楽しんでやる。