モチベーション管理って

 
自分が何かをする時、それが成功するかどうかは、ほぼモチベーション管理だけで決まると思う。短期決戦ならモチベーション管理は簡単だけど、長期戦になるととたんに難しくなる。締切り間際にならないと燃えない人(自分の事です (^^;))は、そのへんに原因があるような気がする。
 
一般的に、モチベーション管理の方法としては、「目標を設定し、褒美と罰を設定する、そしてそれを日々思い出させる。」というのがある。褒美や罰をどう設定するかは、それぞれの価値観によるし、与え方もいろんな方法があると思うが、太古の昔から、本質的にはみんなこの方法でやっているような気がする。
 
自分自身を振り返ってみると、最近は、やりたい事をやりたいようにやる事によって突っ走っる、というのを原動力にしてしまっている。やりたい事であればモチベーションを高く保てるが、やりたくない事に直面するとなかなか手が動かない。ヒドイ状態だ。
 
この現状をどうにかしようと、いろいろ考えていた。昨日ふと、やっぱり「我慢」はとても大事だよなぁと感じた。最近「我慢」を忘れている。いけない事だ。
 
ある友人は、自営業の父親からこう言われて育ってきたそうだ。
「人の2倍働いて、3倍遊べ。」
「働かざるもの食うべからず」
 
両方とも、非常に良くデザインされた言葉だと思う。「遊び」という褒美と、「食えない」という罰は、どんな人にとっても共通。そして、これらの言葉の裏にあるのは「我慢して働け」というメッセージ。
 
例え、どんなに好きな事でも、仕事にするとキツクなる。イチローや松井だって、家でゴロゴロしていたい時があるだろう。でもそのキツさを越えたところで、もっと大きな楽しみを得られるのだから、「やりたい事をやる」と「我慢」は、そのどちらかだけではダメで、車の両輪のようなものなのかもしれない。
 
「やりたい事をやる」と「我慢」
これを原動力に明日も頑張ろ〜!