学習と人脈の高速道路

今日は、東京出張ついでに、異業種交流会に参加して来ました。SVITというシリコンバレーにゆかりがある人が集まった会で、今回はゆかりの無い若者もウェルカムということで行ってきました。


いろんな人がいて、面白かったのですが、
一人、しっかりスーツを着込んだ大学1年生が参加していました。


私がこの会を知ったのは、昔お世話になった中村孝一郎さんのブログからなのですが、そのブログ上で参加者募集の呼び掛けが行われていました。彼も、このブログを見たそうで、中村さんのことは全然知らなかったけど、完全にWEBだけのつながりで申し込んだとのことでした。
それが、私には驚きでした。


彼は、少し緊張の面持ちで、遠慮がちにしているようではありましたが、このような場に出てくる心意気は、素晴らしいと思います。そして、大学1年生が、このようにWEBからホイホイと、人脈をワープして来ることに凄さを感じました。梅田望夫さんが、「WEBは、学習の高速道路をもたらした」と言っていましたが、WEBは人脈の高速道路も作ったんだなあ、と感慨深く思いました。


私の学生時代には、大学1年生がこんな場に出てくることは考えられませんでした。周囲にいるのは友人か教員か親戚のおじさんと言った感じで、どこにもそんな接点は無かったからです。でも、今はできます。自分が臆すことなくその気になれば、政治家人脈にも、セレブ人脈にも潜り込むことができます。


IT・WEB環境が、物心付いた時から当たり前に周囲に存在する世代を、ハチロク世代というそうですが(参照1参照2)、この世代は、得体のしれないパワーを持っていて、今後期待できると思っています。