ミサイル問題。孤立してるのは日米?

 
北朝鮮のミサイル問題。気になっていろいろ調べていたら、奇妙なことが見えてきました。決して国際問題に詳しいわけではないので、杞憂だったら笑ってくださいな。
 
今の日本のやり方は、アメリカがイラクに過剰反応して世界中に踏み絵を踏ませたあの時と似ていると思います。各国は口では「北朝鮮のミサイル発射は遺憾」などと言っていますが、それほど遺憾とは思ってません。日米に口裏を合わせているだけだと思います。以下に状況をリストアップしてみます。
 
1.そもそも、北朝鮮をはじめに挑発してるのは日米。環太平洋合同演習(リムパック2006)で対北軍事演習を展開。  海自もミサイル発射。 逆ギレももっともかも。
 
2.北朝鮮は反米勢力と連携している。ベネズエラ、イラン、キューバ、ひょっとしたらインドネシアもイスラム諸国は?
 
3.中国は驚異的なスピードで軍拡をしている。 しかも、反米ネットワークを広げている。 ロシアとも軍事的結びつきを強くしつつあるようだ。 北朝鮮にも積極的に進出し経済植民地化とも言える様相を呈しているとか。
 
4.韓国政府は自国にミサイルが落下するとは全く考えていなかった。おそらく、もはや北朝鮮とは対立関係にないのでは?ミサイル発射に関係なく将官級軍事会談を北が申し込んでくるし、閣僚級会談は予定通り開催されるらしい。
 
5.韓国は親米ポジションから、中立ポジションに移しつつある。韓米関係に懸念の声も。 将来は親中国?
 
6.台湾は中国に飲み込まれる寸前。台湾併合に成功すれば、中国は沖縄をミサイル射程内に入れられるらしい。他国に察知されずに潜水艦を太平洋に出せるようにもなるとか。台湾は米中の要諦。
 
現在は、親米派と反米派の対立が深まってきて、冷戦構造に発展しつつある時期と言ってもいいと思います。その前哨戦として北朝鮮-日本間での緊張が高まっているのではないでしょうか。これまで反米派は小国ばかりだったので、親米が絶対有利だったのですが、中国の軍拡でパワーバランスが崩れつつあるようです。
 
「日米英 VS 中露その他反米諸国」なんつって、第3次世界大戦に巻き込まれるのは、ほんと勘弁したいです。