すごい能力を身につけるには

いやー世の中には、すごい人がいるもんです。
例えば、医者で弁護士でMBAを持っている参議院議員なんていうスーパーマンが、実在するのですが、そんな人を見ると、とても自分には無理だなーと思います。私なんか、特に記憶力には自信が無いので、こういうスーパーマンとは、頭の構造が根本から違うのだろうと思っちゃいます。


でも、すごい能力を身につけるには、「才能」は関係ないんですね。
言ってみれば、すべては「努力」・・・というか、すべては、やり方の問題と、それをやるかどうかという問題に帰着するのですね。具体的には下記の繰り返し。


1.目標と現状を比較
2.問題点の抽出
3.課題の設定
4.絶え間ないカイゼンと修正
5.当たり前にできるまで練習


そして、この努力が花開くまでにはある程度の時間の積み重ねが必要なのです。
下記の2エントリを読んで、それを再確認しました。



すごい物を見てもへこたれない人
http://anond.hatelabo.jp/20081117033650


あなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則
http://lifehacking.jp/2008/11/the-law-of-10000-hours/


うーん、あきらめたらダメだなぁ。
できると信じて頑張るかあ!

ホリエモン復活!?

9月の記事なので、少し古いのですが、知らなかったのでご紹介。
なんと、ホリエモンが復活してブログを書き始めたようです。ブログの内容は、今のところ割と普通ですが、下記記事の内容はすごいです。


沈黙を破ったホリエモン,ITを語る:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080910/314505/


当時、ホリエモンは球団買収やテレビ局買収を試みて失敗しましたが、その後は、ソニーを買収することを計画していたそうです。

そこで次にチャレンジしようと考えていたのが,ソニーのブランドと技術力を活用して,いかにネット時代の流れに則した企業に変革させるかだったわけです。

 ソニーが魅力的だったのは,音楽と映像のコンテンツを保有していること。それにオーディオ機器やモバイル,有機ELなどの技術。金融商品もあり,FeliCaの技術もある。逆にいらないと思っていたのは,大型テレビなどの家電製品で,中国の家電メーカーに売却するつもりでした。ゲーム機事業もいい時はいいが悪い時のリスクが大きいので,マイクロソフトに売却してしまえばいいと考えていました。

 そうして経営資源選択と集中をして,iPhoneのような事業を展開できれば,コンテンツ力はAppleより強いわけですし,それがソニーの原動力になると信じていました。

 ソニーの当時の時価総額は4兆円くらいだった。ライブドアが2000数百億円弱の現金を持っていて,増資による自己調達で4000億円くらい,村上さんからも7000億〜8000億円くらい出してもらい,合計で1兆数千億円のファンドを作る。さらに,LBOレバレッジド・バイアウト)でソニーの資産を担保に資金を調達すれば,TOB(株式公開買い付け)により議決権ベースで50%超の株式は取得できるかなと。さらに,ソニーの取締役は半数以上が社外取締役なので合理的な反対理由がなければ,それは友好的TOBになったはずです。

 フジテレビ買収の時は敵対的TOBしかなかったのですが,ソニーの場合はそうではないやり方ができると考えていました。そんなことを2005年11月ごろから考え,逮捕の直前まで具体的な策を練っていました。

こんな事が実現していたら、エライことになっていましたね。ソニー内外の反発は必至だったでしょう。でも、こういうグランドデザインを描けるのが、彼のすごいところだなと思います。事業構想をする際に、普通の企業がカイゼンレベルで考えるところを、ホリエモンだけがイノベーションレベルで考えている感じです。例えて言えば、これまでの人々は一掻き一掻き汗水たらして、素手で砂山を積み上げてきたのに、そこにショベルカーで乗り込んで来て根こそぎ解体・再構築するようなもんです。そりゃ反発食いますね(笑)


しかし、そこに当時の私たちは(少なくとも私は)、ある種の期待を持っていたことも事実だと思います。つまり、「日本が変わるかもしれない」「日本も変われるんだ」という期待です。ホリエモンには、賛否両論ありますが(というか否が大勢ですが)、今後、日本をそしてこの地域を変えたい私としては、参考にそして反面教師にしたい人物です。

林業にチャンスあり

東北経済を活性化させるため必要なことは、個人的には「都市部でのベンチャー育成」&「郊外での農林水産業復活」じゃないかと思っています。その意味で、林業水産業にも興味を持ちつつあるのですが、日本政策投資銀行から面白いレポートが出ていました。


「世界の木材需給動向と日本の木材産業」
http://www.dbj.jp/ja/topics/report/2008/files/0000002036_file2.pdf


これを見ると、国産木材って輸入木材より安いんですね。
びっくり!

ではなぜ国産材は売れないのか、何が問題となっているかと言うと、このように書いてありました。

輸入材に比べ相対的に安価な国産丸太に対する期待は大きいものの、国産材利用は(1)品質のバラツキや(2)供給面における不安定さがボトルネックとなっており、こうした課題を克服する必要がある。
・具体的には、
(1)品質のバラツキの改善のためには、川下分野の工務店ハウスメーカーと連携し、集成材、乾燥材の開発や生産に自主的に取り組む必要がある。こうした取組みが差別化につながり、製品のブランド力強化になる。
(2)供給面における不安定さを解消するためには、流通の各段階で生じていた需要情報の偏在という阻害要因を排除する必要がある。そのためには、川上分野である森林所有者が所有者同士や製材業者との間で需要量や需要時期、納期などのデータを共有できる情報インフラ整備が求められる。
・こうしたゆるやかな情報共有を起点に、森林所有者と製材業者間でこれまでスポット売買されていた取引形態を、安定供給・調達のための長期契約に移行していくことが望まれる(図19)。

で、図19がこちら。このように構造変化をしていかなくてはいけないと。
逆にここにビジネスチャンスがあるってことですね。



直感では、ITや電子タグを使うと面白そうですが、
旧態依然とした産業構造をどう変えるかのほうが、骨が折れそうです。


くしくも、先日、日経新聞に下記のような記事が出ていましたが、東北大の人材育成では、ぜひこういう問題を解決してビジネスに繋げていける人材を作って欲しいものです。ここでの教育が、仮にもし、新しいおみやげ用お菓子を作って満足するような話しかしないなら全然意味がないと思います。


「東北大、農商工連携リーダー育成 ビジネスモデルなど講義」
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081104c3b0404y04.html

 東北大学地域イノベーション研究センターなどは2009年度から、東北地域の農業や商業、工業などの連携で新事業を生み出すためのリーダーにあたる「農商工連携プロデューサー」を育成する講座を開く。東北の主力産業のひとつである第一次産業の資源を活用し、付加価値の高い商品やサービスを生み出す動きを人材面から支援する。

 検討中の講座(育成塾)は、経済産業省が採択した08年度の産学連携人材育成に関する事業の一環。4日には事業運営委員会(委員長=大滝精一・東北大地域イノベーション研究センター長)が初会合を開いた。行政機関のほか東北経済連合会などが参加した。

 講座案によると、農業法人や流通・小売業、製造業の20―40代の経営幹部候補などの参加を想定。09年度は約6カ月で10人程度の受講規模を念頭に、東北大の同センターや経済学、農学の研究者らが講師を担当。ビジネスモデルづくりや食材流通の講義や事例研究を盛り込む。

心が綺麗になるサイト

なんでしょう、このサイトを見てると、お腹の底で何か感じるものがあるんです。
特に優しいコメントを読んだ時に、感じます。


心が綺麗になるっていうか・・・
これは癒されてるってことなのかな?
不思議ですね。


リグレクト
http://rigureto.jp/

東北における 創業支援・技術開発支援ガイドブック

東北経済産業局から以下のガイドブックが出ています。内容は完璧・最新とはいきませんが参考になると思いますので、ご紹介しておきます。


2008年度 東北における 創業支援・技術開発支援ガイドブック
http://www.tohoku.meti.go.jp/sangi/tebiki2008/index2008.htm


宮城県の場合、
創業の相談なら、とりあえず、仙台市産業振興事業団みやぎ産業振興機構の門をたたいて下さい。技術開発なら、宮城県産業技術総合センターがワンストップ窓口です。


もしくは、私にご相談頂ければ適切なところをご紹介致します。

2035年、東北の将来像

荘銀総合研究所から、「市町村人口から見た東北地方の将来像」というレポートが出ていましたので、紹介します。
http://www.sfsi.co.jp/report/0808.pdf


今から約30年経つと、東北の人口は2005年963万人→2035年743万人となり、220万人も減ってしまうそうです。こうなると、人々は郊外を捨て都市部へドンドン移動します。


2005年の各市町村の人口を100とすると、2035年では仙台圏は91、仙台以外の都市圏では80、それ以外では66になるとのこと。つまり、都市圏では減少率が10〜20%ですんでいるのに、郊外では34%も減少するということです。ただでさえ人口の少ない郊外で、さらに人口減少が起こったらどうなるでしょうか・・・


2035年には約1割の市町村で、老年人口比率が50%以上、いわゆる「限界自治体」になってしまうとのことでした。「限界自治体」では、税収入が激減し、老人福祉と高齢者医療の支出増で財政維持が困難になります。つまり、ゴーストタウンのようになるってことです。


これをどうみるか。


確かに、由々しき事態ではありますが、私はある意味しょうがないのではと思っています。そもそも海外に比べ、日本では郊外にも割と均等に人が住んでいますが、それはなぜかと考えると、戦後の農地改革で小作人が小さい農地を与えられ、その土地をベースに生きてきたからだと思います。もし当時、農地改革がなく、地主・小作関係が継続していれば、小作人は早々と離農して都市に出てきていたかもしれません。今、60年の時を経て、それが進行中ということだと思います。経済のグローバル化がそれに拍車をかけています。


それでもあえて、郊外をどうにかしようということであれば、どうすれば良いか?


人が生活するには、なんらかの仕事が必要です。しかし、多くのビジネスは人の集積がなくては成り立ちません。製造業にはたくさんのワーカーが必要ですし、サービス業にはたくさんの顧客が必要です。したがって、人の集積がない郊外で、ビジネスを成り立たせるのは非常に難しい。成り立つ可能性があるのは、農業とIT、この2つしかないのではと思います。なぜなら、農業は土地が資本のビジネス、ITは時空を超えられるビジネスだからです。

日本一のゆるキャラは誰だ!?

ゆるキャラまつりin彦根」というのが開かれています。
いや〜、笑えますよ。
こちらを見てください↓


ゆるキャラまつりin彦根」フォトギャラリー(asahi.com)
http://www.asahi.com/photonews/gallery/news/081026yuru/


我らが「むすびまる」も登場しておりますが、こうして参加46体を比較してみると、「むすびまる」はまともすぎですねぇ。「せんとくん」さえ、かっこよく見えてくるので不思議です(笑)


勝手にベスト3を決めてみました。


1位:「やなな」 角ばった顔と筋肉質な二の腕がたまりませんね。中の人の頑張りを思うと笑えてきます。
2位:「いが☆グリオ」 その発想には脱帽です。両手のポーズが忍者なのでしょうか?
3位:「ドウタクくん」 あなたこそ真のゆるキャラです。その笑顔に癒されました!


あなたの1位は誰ですか?